イタリア料理万能下ごしらえの術「ソフリット」のすすめ

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毎日のご飯作りって本当に大変ですよね?

仕事から帰ってきて冷蔵庫の中を急いで見て、何を作ろうか悩んでいる時に、「ママ、お腹空いた〜」と子どもたちに急かされる日々。サッと夕食を準備できればいいですが、バタバタしているうちにお腹を空かせてお菓子を食べさせちゃったりして。今度はご飯が進まなくてイライラ〜なんて悪循環になったりしませんか?

そんな時にあると便利なのが「ソフリット」!聞いたこともないですよね。
これは西洋料理には欠かせない下ごしらえなのですが、家庭でも絶対に使えるので、是非ともご活用ください。
簡単で、お金もかからない食材で、色々使い回せる便利なソフリットの作り方教えちゃいます!

「ソフリット」って何?

イタリア料理においてソフリットというととてもメジャーな下ごしらえです。

一般的に、玉ねぎ、にんじん、セロリをみじん切りにして、オリーブオイルと少しの塩でじっくり炒めたものをそう呼びます。soffritto[ソッフリット]が正式な発音ですが、イタリア料理人たちはソフリットと呼んでいることが多いです。パスタソースや煮込み料理などの旨みをプラスするときに必ずと言っていい程入っている調味料のように使う野菜のベースです。

「ソフリット」の作り方

<材料>
玉ねぎ 2個
にんじん 1本
セロリ 1本
オリーブオイル 大さじ3〜(たっぷり多め)
塩 小さじ1

①玉ねぎ、にんじん、セロリをみじん切りにする。フードプロセッサーがある人は、にんじんとセロリはフードプロセッサーで刻んでもいい。玉ねぎは繊維が崩れて水分が出過ぎるので頑張って包丁で切るのがベター。

②鍋に多めのオリーブオイルを入れ①で切った野菜を入れる。

③初めは中火で全体に油を馴染ませるように。油が馴染んだら塩を振って弱火にして蓋をする。焦がさないように様子を見ながら時々混ぜる。油が足りないなと思ったら途中で足してもOK。

15分から40分蒸し焼きにしてしんなりとしてきたら、蓋を外して水分を飛ばすイメージで飴色になるまで20分から40分炒める。

・口の広いフライパンよりは少し深さのある大きめの片手鍋を使うと、一気に水分が飛び過ぎなくて作りやすい

・野菜の割合は玉ねぎ:にんじん:セロリ🟰2:1:1が基本なので、その基準で量の調整が可能

・じっくりと時間をかけて炒めることで旨みが凝縮されてコクが生まれる

冷凍保存が可能

「ソフリット」を使って作るおすすめ料理3選

①ハンバーグ

合挽きミンチ300g
ソフリット 大さじ3
パン粉 大さじ1
牛乳 大さじ1
卵 1個
塩 3g
胡椒 適量
ナツメグorオールスパイス 適量

⚪︎パン粉は牛乳に浸しておく
⚪︎全材料をボールに入れ、白っぽくなるまでよく捏ねる。ハンバーグは捏ねるのがポイント。とにかく何も考えず捏ねる。
⚪︎あとは好きな大きさに丸めて焼くだけ。

②トマトソース

カットトマト缶 1缶
ソフリット 大さじ4
塩  小さじ2
にんにく 1片
バジル  3〜4枚

⚪︎オリーブオイルで、包丁の腹で叩いたにんにくを炒めて香りを移す。
⚪︎トマト缶とソフリット、バジルを一気に鍋に入れる。
⚪︎しっかり煮込んで、トマト缶の水っぽさを飛ばす。
⚪︎塩で味を整える。
⚪︎パスタやラザニア、オムレツ、ハンバーグのソースなどに。

③オムライス

白ごはん お茶碗1.5杯
ソフリット 大さじ1
ハムorウインナー お好みの量
ケチャップ 大さじ1
バター 小さじ1
卵 1個

⚪︎ハムorウインナーフライパンで炒める。
⚪︎ソフリットとご飯を入れて軽く炒める。
⚪︎バターとケチャップで味を整える。
⚪︎卵でふわりと巻く。

いかがでしたでしょうか?

うちの子は肉食でほとんどの野菜が嫌いです。なのでできるだけ大好きなお肉や洋食に(気づかれないように)混ぜて食べてもらっています。上記に挙げた料理の他にもボロネーゼやシチューなど色々使えます。そのレシピはまた次の機会に。。

野菜をしっかり炒めて旨みを閉じ込めると、栄養になるのはもちろんのこと、調味料としての役割も果たしてくれます。最初の下ごしらえの手間はありますが、ちょっと時間のある日に本でも読みながら作っておけば、ウィークデイの夕方をきっと楽にしてくれるので、是非お試しください。1回分ずつ冷凍して保存するのもいいですね!

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